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好田矯正歯科
   

治療症例ファイル(上顎前突、出っ歯)

上下顎前突症 (治療症例ファイル1)

年齢:16歳
女性
治療期間:2年
<治療前> 患者さんとお母様の訴えは、上下の口元が出ていることと、
静かにしていると”ポカン”と口が開いてしまうといことを気にしておられました。
上下顎前突症(矯正治療前)
お口元の写真 
お口の力を抜いてリラックスしてもらいますと、唇が開いてしまいます(左)。
次に唇を閉じていただきますと、唇とオトガイの筋肉に力が入っている感じがよくわかります(中央)。 
オトガイには”梅干”状のブツブツした筋肉の緊張が見られます(右)。 
このような軟組織の状態は、”口唇閉鎖不全”とよばれ矯正歯科診断において重要な要素となります。
診断
この症例の分類は上下顎前突症です。 
骨格性の問題ではありません。
しかし、口唇閉鎖不全という機能上の大きな問題を抱えています。審美的にも良いとはいえないです。 この原因は、上下の前歯の位置が正常にあるべき位置よりも相当に前方にあることが問題です。
お口の中の写真
上下顎ともに歯列はきれいにならんでいます。 奥歯もきれいに咬合しています(右下写真)。 上下前歯の傾斜度もさほどに悪いわけではありません。
これだけなら大きな問題はありません。


治療方針

抜歯による治療が適切です。上顎第一小臼歯(前から4番目)2本と、下顎第一小臼歯(4番目)で計 4 本の抜歯をします。 抜歯スペースを閉鎖することで、上下前歯の位置を内側に持ってきます。 前歯の移動量は抜歯空隙を最大に利用することになるので、治療期間が長くなることが予想されます。

新しい技術であるTAD(ミニスクリュー、矯正用インプラント)を用いることにしました。
上下顎前突症(矯正治療前)
上下顎前突症(矯正治療前)
上下顎前突症(矯正治療前)  
上下顎前突症(矯正治療前) 上下顎前突症(矯正治療前)
 
<治療中>
治療途中の写真 
上下4本の小臼歯の抜歯をして治療を進めています。
抜歯空隙は四分の三ほどが閉鎖されています。
上下前歯の傾斜度を維持しながら内側に移動させています。
歯の傾斜による移動ではないことがポイントです。
この移動様式を歯体移動といって平行に後退します。
傾斜移動に比較して技術的に難しく、移動のための力のエネルギーがより必要になります。

TAD(ミニスクリュー、矯正用インプラント)の使用方法   
右写真の歯の歯ぐき側に”ネジ”の頭がみえています。
これがTADとよばれるネジです。
そのネジから透明なプラスチックのチェーンを作用させます。
痛そうに見えますが、実は痛みはありません。

TADの重要な意義  
従来の矯正歯科治療での歯の移動は、大部分が歯と歯の引っ張り合いによるものでした。
今回は前歯6本と奥歯6本(左右あわせて)の引っ張り合いですね。
ところが、前歯が後退すると同時に奥歯が前に出てきてしまいます。
せっかくの抜歯による空隙を100%利用できない、ということが永らくの問題でした。

TADの出現は従来の問題点を完全に解決します。
前歯6本とTADとの引っ張り合いなので、奥歯は前に来ません。
抜歯空隙を100%前歯の後退に最大に利用できます。 
つまり、従来法よりも前歯をたくさん後退させることができるのです。
矯正治療を加速するだけでなくて、より高度な治療結果を得られます。
上下顎前突症(矯正治療中)
上下顎前突症(矯正治療中)
上下顎前突症(矯正治療中)
 
<治療後>
2年の動的治療を行いました。 
短い期間で高く治療結果が得られ評価できると
思います。

お口元の写真 
変化がはっきりとわかります。 
リラックス時のお口元は、唇の開く量が軽減されています(左)。
唇を閉じたときの唇とオトガイの筋肉には力が入ってないですね。
自然な感じで唇を閉じることができるようになりました(中央)。
オトガイには”梅干”状の筋肉の緊張は消失しました(右)。

”口唇閉鎖不全”は改善されて、お口元が軽くなった印象ですね。
上下顎前突症(矯正治療後)
上下顎前突症(矯正治療後)

お口の中の写真
奥歯の上下のかみ合わせは、最初の状態が維持されています(下)。
歯列の形状も理想的です(左)。

評価
矯正治療では、 抜歯には多くの深い意義があります。この症例はその意義を端的に現すものです。 
”口唇閉鎖不全”は機能上の大きな問題で、抜歯をして上下前歯の位置を内側にしないと改善はできません。
審美面でも機能面でも美しい治療結果を考えて目標とすべきです。

最近、非抜歯治療がもてはやされていますが、この症例の初診時のような状態にして治療を終わらせている場合がとても多いです。

”歯を抜かない”という甘言にだまされてはいけません。 不十分な治療結果による嘆きの相談も多くなっています。
正しい知識をもって治療に臨んでいただきたいです。

上下顎前突症(矯正治療後)
まとめ 
上下顎前突症(矯正治療後)  
上下顎前突症(矯正治療後) 上下顎前突症(矯正治療後)
◆治療の進め方や、現時点の結果について
下の歯が中に入って口を閉じやすくなりました。
歯が移動しているのがわかり、楽しいかったです。

◆治療前に不安だったこと
抜歯するときの恐怖や装置が目立つことが心配でした。
抜歯をしたときはやはり大変痛かったですが、
慣れれば大丈夫でした。
装置を付けていることを最初はとても気にしていましたが、
透明なのですぐに気にならなくなりました。
ネジはちっとも痛くありませんでした。

◆何か改善すべき点はありますか?
装置を付けているので歯磨きがとてもやりにくく、
ちゃんとできていませんでした。

◆先生とスタッフへの言葉
いつもありがとうございます。
来院するのが楽しみです。

 
好田先生から
永らくの治療、お疲れ様でした。

この種の症例は歯の移動量が多いので、治療が長くなりがちです。個人差はありますが、
3年程度かかる方もあります。
2年というのは短い期間といえます。

今回はTADを用いることで治療期間を短くできただけでなく、治療内容もとても高い結果を得ることができました。

今後、TADをドンドン使って治療効率を高めます。
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